先に紅葉がはじまった木は ずいぶん落葉が進み、
遅れて紅葉したカラマツの葉は、風に乗って黄金色の雨のようにパラパラと舞い散っています。
木々の変化に、秋の深まりを感じます。
昨年の今頃、離山別荘地内の様子。カラマツのじゅうたんが広がります。
そして、秋の深まりと共に、家の中に増えてくるのが「カマドウマ」。
寒さから逃れるためなのか、暖かな家の中に姿を現します。
この「カマドウマの出没」は
真冬以外、一年中ありますが、特に秋に急増します。
虫の苦手な私も、
屋外は多少大丈夫になってきたのですが
屋内で虫と遭遇するのはまだまだ慣れません。
しかし、そんな私に構うことなく、カマドウマは毎年毎年やって来ます。
家の中でカマドウマと遭遇したとき
カマドウマは、人に危害を加えるわけではないのですが、
湿気の多い軽井沢では、あらゆる隙間から家へ侵入してくる、見た目がちょっと不快な虫です。
普段は床や壁をゆっくり歩いており、逃げる時は立派な後ろ足でピョンピョン跳ねます。
跳び方がランダムで、時に人に向かって跳んで来ることもあり、私にとっては恐怖です・・・。
素手を使わずに虫を捕獲できる「チリトーレ」
カマドウマの侵入経路をふさぐことは難しいようで、
我が家では、基本は捕獲して外に出し、捕獲が難しいときは駆除しています。
捕獲して外に出す際に使っているのが、こちらのホウキとチリトリのセット
アズマ工業「チリトーレ」。
ホウキがチリトリの形にフィットして、隙間をうまい具合にふさぐので
チリトリに虫が入った後、ホウキですばやくフタをすることで、逃げられる心配がほとんどありません。
ホウキとチリトリのセットの中には、ホウキの下端が斜めになっているものがありますが、虫の捕獲には、このように下端がまっすぐのタイプがおすすめです。
ホウキを少しずらしてみると、チリトリの掘り込みの手前に、ホウキが収まる段差があるのがわかりますか?これにより、ホウキがチリトリにピタッと合うと同時に、隙間をより減らす効果も担っています。
また、ホウキの全長が約80cmあるので、虫と距離を保ちながら捕獲することができます。
カマドウマやクモなど、這う虫の中でも、動きがさほど速くないないタイプに適しています。
「チリトーレ」の置き場所
カマドウマは、人の出入りと共に玄関から入ってくることも多く、「チリトーレ」の1つは玄関にあります。本来の用途である玄関まわりの掃除にも日常的に活躍しています。
そして、家の中の様々な場所にも出没するので、もう一つはリビングの出入り口付近に置いています。
初めは玄関の1箇所だけだったのですが、室内に出没する頻度の方が高いため、数年前に屋内専用で1セット増やしました。
どちらもしまうことなく、出しっぱなし。
見た目が良いとは言えませんが、虫が逃げる前にすぐ使えることが何より大事なので、一年中ここが定位置です。
捕獲したカマドウマは、掃き出し窓や玄関から外に逃がします。
家の中にいると怖いけど、外にいる分には怖くないので。
虫があまり得意でない息子も
「ホウキとチリトリと出口があれば大丈夫!」とのことです。
捕獲ができない時は、「冷凍ジェット」で駆除
狭かったり、入浴中だったり、見つけた場所やタイミングによっては、ホウキとチリトリが使えない場合があります。
そんな時は、かわいそうですが、冷凍ジェットの出番です。
マイナス85℃の冷気で虫を凍らせるスプレーで、殺虫成分を含まないので、小さなお子さんやペットのいるおうちでも安心して使えます。
そして、薬剤が残る心配がないため、使用後にお掃除が不要なのも助かります。
「冷凍ジェットだと虫が生き返る」という話も聞きますが、しっかり凍るまでスプレーすればその心配はありません。
こちらも、すぐに使えるように、電話台の上に置いています。
カマドウマの捕獲をスムーズにするもう一つのポイント
ピョンピョン跳ねるカマドウマの捕獲をスムーズにするもう一つのポイント。それは、お家が片づいていること(特に床が片づいていること)です。
カマドウマの出没は避けられませんが、スムーズに捕獲や駆除ができれば、遭遇した時のストレスがかなり和らぎます。
日々の暮らし、日常のお掃除、そして虫の捕獲も楽にしてくれる整理収納。
お家をよりリラックスして過ごせる場所にするために、モノの管理にお悩みの際には、「おかたづけサポート」をぜひご活用くださいね!
編集後記
「虫は仲間。」
これは、虫が全く大丈夫な友人が言った言葉です。
自然の恵みはバランスの取れた生態系があってこそ。虫も欠かせない仲間、一員であるという言葉に
「そういう考え方もあるなぁ。」
と、目の覚める想いでした。
しかし、頭ではわかっても、気持ちはそう簡単にはいかず・・・
お願いだから、家の外にいてね。
家では、ゆっくりのんびりしたいから。
と思ってしまうのでした^^;
◇
以上、虫が苦手でも、どうしても虫と向き合わないといけない時の虫対策~カマドウマ編~でした。
虫に悩まされることのない真冬は、まだしばらく先。
今年も、カマドウマとの戦いは続きます・・・。